壁にぶつかっている受験生へ

勉強が苦手で苦しい時期もあって大学生になった自分の経験が多くの受験生の役に立ってほしい。

過去問ってどうやって使えばいいの。

今日は過去問の使い方について書きたいと思います。

なんですが、自分はプロの予備校講師でも、先生でもないのでこうやってやるべきだという方法はわかりません、教えることもできません。

なので自分が受験生であった時にどのように使っていたか、どのように思っていたかなど自分の気持ちを書きたいと思います。

 

自分の過去問に対する最初のイメージは、受験勉強が8割くらい終わって実力のついた人がやるものだと思っていました。なので現役の時などは、ほとんど過去問をやっていなかったと思います。人それぞれ過去問に対するイメージは違うと思いますが、自分は中学受験で中高一貫校に入ったので、高校受験をしませんでした。そのため、小学校の時にやって以来やっていなかったので、変なイメージを持ってしまっていたのかもしれませんね。

 

ですが、昨年、受験生の時はやり方をしっかり決めてやっていました。

自分の学力が足りない状態でも。

具体的には、まず、11月に自分が受ける予定の大学の過去問を一年分一通りやってみました。自分はレベルの低い学校からやっていました。そこで合格点に近い正当率を出せた時は、よっぽどのことがない限り他の年の過去問も解けると思うので後日やるときに優先度を下げることができます。

これは予備校のチューターさんにもらったアドバイスを実践していたのですが、解いて答え合わせをするときに、〇、△、✖などの記号をその問題につけていました。

自分の力で解くことができ、合っていた問題には“〇”。途中からわからなかった、わからないところがあったが合っていた問題には“△”。全くできなかった、わからなかった問題には“✖”など。

そして自分に足りないところを復習したり、弱点などの発見につなげていました。

 

12月から一か月はセンター試験の過去問演習を中心にやっていました。センター試験は時間配分が重要なのでそれをかなり意識してやっていました。間違えた問題などは自分で復習ノートをつくり解きなおしてみるのもいいかもしれませんね。

 

センター試験が終わったら、二次試験の過去問演習です。やり方は特に意識していなかったですが、「練習は本番、本番は練習」といった気持ちを忘れずに時間配分などにも気をつけてやっていました。

 

過去問演習は、赤本の解説が分かりにくかったりして、解きっぱなしになってしまうこともあるかもしれませんが、他の受験生よりも上を行くために、自分なりに復習ノートを作ったり、間違えた問題の中で一題だけでも先生に質問してできるようにするのも良いと思います。

あとは大学によって基本問題中心で高得点勝負であったり、難問ばかりでそのうちの数問を確実に取らないといけなかったりと傾向などがあるのでそれを分析することも大切ですね。

今、思い出したのですが、ある英語の先生が

「入学試験はスポーツでいえば試合みたいなもの、対戦相手(志望校)の分析をしないで試合(入学試験)に勝てるわけがない。だから、徹底的に分析して、自分の戦略をもって試合に臨むべきだ。」と言っていました。

 

みなさんも過去問を戦略を立てるための材料として使い頑張ってください!