壁にぶつかっている受験生へ

勉強が苦手で苦しい時期もあって大学生になった自分の経験が多くの受験生の役に立ってほしい。

書き出してみる。

今日は勉強を継続的に続けるための方法を一つ紹介したいと思います。

 

これは自分が3浪目の時に、予備校で隔週であったテストゼミのようなものの中で、その時に補助教員として採点や指導などをしてくれた東大生にもらったアドバイスを自分が実践してみて良かったことです。

 

それは『自分がやるべき勉強・課題を日付とともに紙に書き出して、勉強机の前の壁に貼り、終わった課題は二重線で消していく』というやり方です。

 

自分は入試当日まで毎日毎日ひたすら勉強を続けるのがとてもつらかったので、このやり方を取り入れたことによって、そのつらさを減らして勉強をしていくことができました。

 

例えば、ある問題集の何ページから何ページを何週間、何か月でやると決めたときに、やる日にちとともに紙に書き出します。そして、その課題をクリアしたら二重線で消していきます。こうすることで中期的な勉強を意識して継続することができます。

自分はこのやり方を取り入れるまでは、その日に勉強することをその日の朝などに考えて1日のスケジュールを立てていました。そのため、「今日もこんなに多くの勉強をしないといけないのか…。」と思う日も多々あり、そういった日は勉強に対するモチベーションが下がって一日がスタートしていました。

ですが、紙に書き出して机の前の壁に貼っておくことで、その日にやるべき課題は決まっています。そのため、「今日は何を勉強しようか」と考える無駄な時間を削減でき、午前にこれ、午後にこれといったことを決めるだけで、勉強にスムーズに取り組むことができました。また、その課題を今日中にやらないといけないんだといった締め切り効果もありいいです。

 

また、クリアした課題を二重線で消した紙が机の前の壁に貼ってあることも大切です。

こうすることで勉強を継続して何週間か経ったときに、壁に貼ってある紙を見ると「自分はこんなにも勉強をしているんだ」って目に見て実感でき、これからも頑張ろうとモチベーションを上げることにも役立ちます。

 

ただ、このやり方を実践するときに注意してほしいことが1つあります。

それは計画を立てるときにあまり詰めすぎた計画を立てないことです。毎日計画通りに進んでいくなんてことはほとんどありません。体調を崩したり、急な予定が入って勉強ができない日もあると思います。そういったときに、計画を詰めすぎていると、いつか必ず遅れが出てきます。課題がこなせていないことにストレスが生じてしまい、モチベーションも下がり、継続的な勉強ができなくなってしまいます。

そのため、5日に1回、1週間に1回など自分に合ったペースを見つけて予備日を作ることが大切です。予備日を作ることで、遅れを取り戻すことができたり、もう一回余分に復習ができたりと心のゆとりもできます。

他の受験生が一日も無駄にしないようにと追い込まれて勉強している中で、落ち着いて勉強できることはプラスになると思います。

 

自分はこのやり方を昨年の秋から取り入れてとても良かったので皆さんにも、ぜひオススメしたいです。まずは試しにやってみてほしいです、それで自分には合ってないなって思ったらまた別のやり方を探してみてください。

 

今日もお忙しところ長文を読んでいただきありがとうございました。

頑張れ、受験生!